ニプロの状況について


既にご存知の方もいらっしゃると思いますが、10月7日のスポーツ報知で「胸スポンサーのニプロ株式会社が今季限りで撤退の方向で進んでいる」、クラブとしては「粘り強く交渉していくしかない」との報道がありました。撤退は、ヴァンフォーレ甲府の成績等が直接の原因ではなく、山梨事業縮小の一環というのが理由のようです。
ヴァンフォーレ甲府は、2000~2001年の存続危機を多くの関係者の努力で乗りきり、2006~2007年はJ1のステージで戦う等、クラブとして成長し続けています。但し、ニプロ株式会社が撤退した場合には、大幅な減収は避けられず、クラブの経営および強化計画等への影響も少なくありません。何より、山梨県出身の佐野實代表取締役社長による、地元Jリーグクラブ支援というJリーグの地域密着構想に合った環境のひとつが消えてしまうことが残念でなりません。
企業の経営に直接関連する事項であり、スポンサー撤退を覆すことは困難かも知れません。しかし、既に一部のサポーターはニプロ株式会社のホームページからスポンサード継続依頼のメールを送る等、自分達が今できることを考え、行動に移しています。
ヴァンフォーレ後援会としては、この状況を会員のみなさまにお知らせするとともに、各自でサポーターとして行動に移せることがあれば是非ご検討頂きたくお願い申し上げます。また、会員以外も含めて、より多くのサポーターにこの状況をお知らせして下さい。
そして、みなさまから個人としては難しくてもヴァンフォーレ後援会の組織として出来ることに対するアイディアがあれば、是非ご提案下さい。ヴァンフォーレ後援会としても、ヴァンフォーレ山梨スポーツクラブと相談しながら、ニプロ株式会社への働きかけ等を検討致します。

ご参考
ニプロ株式会社
〒531-8510 大阪市北区本庄西3丁目9番3号
http://www.nipro.co.jp/