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第12回全国ホームタウンサミットin大分参加報告


第12回全国ホームタウンサミットin大分 参加報告

  平成24年2月11日(土)・12日(日)の両日、大分市において第12回全国ホームタウンサミットが開催されました。後援会から参加されたイベント事業委員会副委員長の八木勝明さんからの報告です。

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平成23年は大分市の市制施行100周年であり、その記念事業の一環としてホームタウンサミットを誘致したものの、先の震災により当初6月に予定されていた開催日が延期されたものである。

 今回のテーマは「見ち、聞いち、感じちょくれ、大分んスポーツはあちぃ~(熱い)で!」。大分市は大分トリニータだけでなく、バレーVリーグの大分三好ヴァイセアドラー、フットサルFリーグのバサジィ大分、バスケットbjリーグの大分ヒートデビル(それぞれのクラブチームは今回の協賛となっている)と、プロスポーツを4チームも有するスポーツ大国である。さりながら、その魅力が全国に十分発信されていない現実がある。そのような現状を踏まえた上で、地方におけるスポーツ文化の向上について活発な意見交換がなされた。

 ○基調講演

 基調講演はサッカー解説者のセルジオ越後氏。演題は「スポーツにおける町づくり」。

 氏からは、各地のW杯で作った競技場を持て余している現状を指摘、大分のその一つといきなりの辛口批評。仙台に至っては全く使わない。J2草津もJ2だから前橋を使わざるえない現状がある。草津で3000人集めたほうがよほど効果的である。

 Jリーグが発足して20年、企業から地域への理念は素晴らしいが、結局現状は変わっていない。親会社が業績不振になるとスポーツが活動を自粛する、廃部になることをみてもそれがわかる。そして一度撤退したら、業績が回復しても戻ることはない。あのヴェルデイでさえ、読売・日本テレビが撤退したら消滅の危機に見舞われた。それはプロ野球でも同じこと。そろそろ親会社から離れる「親離れ」が必要ではないか。20年もたったのだから今度は親に援助するくらいにならなければならない。

 現在、日本の教育は種目ごとの縦割りとなっている。サッカーならサッカー。野球なら野球。バスケットならバスケット。他のスポーツ間の連携が全く生まれてこない。私がアイスホッケーのSDを引き受けたとき、周りの反応は冷ややかであった。他の種目を知ることにより、その知人友人をサッカーに連れてくることができるのではないか。人を知ればそれが2倍、3倍になっていく。

 日本の犯罪検挙率が低下したのは高度情報化により他人に関心を持たなくなったからではないか。他人と接することなく暮らせるのが今の日本であるが、それではだめ。挨拶をかわす。そして会話を重ねる。人と人が接することにより、そこに文化が生まれる。それが財産となる。

 テレビ、雑誌でおなじみの辛口批評は日本における文明批評にもおよび、人とのつながりが地域再生、日本再生のカギとなることを説いていただいた。

○分科会

 分科会は、「クラブ運営について」を選択し、聴講した。

 大分トリニータの青野社長より「大分フットボールクラブの運営状況」、大分市に拠点を置く少年サッカークラブNPOカティオーラ理事長斉藤氏より「地域に根差したクラブ運営」と2つの事例報告を題材に、ゲストコメンテーターとして桐蔭横浜大学助教授有本氏よりイングランドのホームタウンのあり方を紹介していただいた。

 青野社長は、県より出向した際、債務超過に陥り経営破たんした状態であったが、3年で現在1億の利益を出すまでになったことが紹介された。従来の経営は勝利することにより観客動員を増やしていくものであったが、ナビスコ杯優勝を機にその手法も破綻し、ようやく地域に根差した活動をするようになったこと。また同時に、信頼回復に向けそして、自信を失った社員達に自信を取り戻すべく社内改革を進めていることが今の利益1億は債務返済に充てているが、3年後、4年後はそれが資本となりチーム強化の資金にかわるものとなる。3年後、4年後は勝負の年と思っている。チーム再建の決意を合わせて述べられた。

 有本氏からは、チーム、スタジアムにはそれぞれ地域性、特殊性がある。それは場合によっては作られたもの幻想にすぎないかもしれないが、それらがあることによってその独特の雰囲気が醸成され地域と一体となるのではないかと提言された。また、スタジアムのネーミングライツにも触れられ、場合によってはサポーターが出資し企業から名前を取り戻してはいかがだろうかと提案があった。

○地域活動報告会

 2日目は、地域活動報告として、大分銀行の徳永氏、大分朝日放送の佐保氏より、「ワールドキャッチボールクラッシック」と題した、県出身者を中心としたプロ野球選手と、市民のキャッチボールイベントの開催経緯とその後の反響について報告がされた。

 このイベントは他のプロスポーツはあっても野球選手とのふれあう機会のない大分で何か発信するツールがないかと企画されたものである。そして、このイベントを機に、スリランカに野球道具を送るという活動に発展したことが紹介された。

 2つ目の地域活動報告は、九州のJリーグ5球団社長が一堂に会しての「クラブ運営の活動と連携について」と題してのパネルデスカッション。

 他地域から九州はひとつと思われがちであるものの、そこには連携協調と切磋琢磨しあう現実があることが社長の生の声で発表された。

 そして、九州全体で集客力を向上するために「九州だJ」という共通のキャッチコピーを使い様々なイベントを企画し実践している現状を、時には笑いを交えながら報告された。

○まとめ

 閉会にあたって、次回の開催地の発表がされ、次回は横浜市がホストとなることが宣言された。

 2日間を通じて、地域に根差したクラブ運営が必要であること、それでいながら、各地方クラブは同一の問題点を抱えている現状を再認識した。

 ただ残念なことに、せっかく大分のプロスポーツが4つあるにもかかわらず、その4社の具体的な連携の内容、活動状況の報告等がなかった(展示スペースは設けられていたが)のが残念である。

 以上

スタジアムについて


そーいえば…、

佐久間GMが、甲府で実現したいことの一つとして、
「山梨にサッカー専用スタジアムを作る!」と言われていますね。
キックオフパーティーでは、その発言に拍手喝采でしたが、
県からは「まだ待って」と突っ込まれていました(笑)。

さて、サッカー専用スタジアムといえば、
後援会では「スタジアム研究会」というものを不定期で開催しております(ここしばらく休会しておりますが…)。
内容は、小瀬競技場をより良くするための意見交換や、
いつか山梨に建設されることを願って(その提言のために)、
サッカー専用スタジアムについての勉強会などを行っていました。

「スタジアム研究会」再開の際には、ぜひ佐久間GMにお越しいただき、
サッカー専用スタジアムへの熱い思いをお聴きしたいですね。

ちなみに、私が個人的に素晴らしいと思っているスタジアムは、

・ユアテックスタジアム仙台(仙台市)
 …見易さ、設備、立地条件等、文句なしです。応援の声も良く響きます。

・アルウィン(長野県松本平広域公園総合球技場)(松本市)
 …甲府サポにはお馴染みのスタジアムですね。
 交通の不便さと駐車場の少なさの問題はありますが、
 入場口から段差なくスタンドの中段に行けるスタジアムの構造は素晴らしい。
 最近、甲府の試合開催が少なく残念…。

・旧)大宮公園サッカー場(現NACK5スタジアム大宮)
 …あのゴール裏の臨場感(ピッチとの近さ)はたまりませんでした。
 この季節はスタジアムの桜も満開かな。

あ、もちろん「我が家」小瀬スタジアムは別格ですよ。

ホームタウン推進委員会
石川

後援会シートにご招待!


ヴァンフォーレ後援会では2009年J2開幕を記念して、後援会シートSS席にペアでご招待します。
下記試合のチケットをご希望の方は、応募フォームよりお申し込みください。

[対戦] 2009J2第5節 サガン鳥栖戦
[日時] 3月29日(日)14:00キックオフ
[会場] 小瀬スポーツ公園陸上競技場
[締切] 3月22日(日)23:00必着
[席種] メインスタンドSS指定席ペア
[発表] 当選者のみメールでお知らせします

[応募フォームはこちら]
http://vsa.vfkofu.net/html/present.html

「ワンタッチパス」って知ってる?


今季から導入される「ワンタッチパス」をご存知でしょうか。
正式名称は「Jリーグ全試合対象観戦記録システム」でイレブンミリオンプロジェクトの一環として
お客様ごとの観戦履歴を全スタジアムで記録できるシステムです。
ワンタッチパスの詳細はこちら

クラブにより形態は違いますが、年間パスとしての機能もあります。
甲府は年間パスのほかに、電子マネー「Edy」も使えるカードです。
今季のクラブサポーター個人会員には「ICカード」、法人会員には「二次元(QR)コード付きチケット」を発送します。
協力会員のICカードは来場記録のみで入場できませんので、昨年同様チケットをお買い求めください。

全チームが導入する予定ですが岡山と岐阜は来季以降なので、
ほとんどの甲府サポさんが実際に端末(写真参照)を使うのはホーム開幕戦でしょう。
使い方は難しくありませんが、ICカードに同封の資料を必ず読んでくださいね。

※下記番組で使い方を放送する予定です。正確な日時が分かり次第、改めてお知らせします。
NNS「ホッとHOT情報局」(17:40~再放送あり)

※写真説明
パソコン横の読取機の窓に、ICカードか二次元コード付きチケットのQRコード部を当ててください。
1秒ほどで読み取り、電子音が鳴ったら係員の指示に従ってください。

(ホームタウン推進委員会 OM)

全国ホームタウンサミットの話


開幕まで3週間を切りましたねー。
チームにはまだ課題があるようですが、あまり練習試合で調子が良すぎると逆に不安なので(…どんな心配性)、
このままじわじわと調子を上げて、開幕に合わせて欲しいです。

さて、ちょっと古い話になりますが…、

昨年11月に、「第9回 全国ホームタウンサミット」へ参加してきました。
開催場所は、良きライバル「モンテディオ山形」のホームタウン、山形県天童市。
ちょうど、J1昇格間近で素晴らしいタイミングでした(…ちと悔しいけど)。

ちなみに、「全国ホームタウンサミット」というのは、
全国のJリーグのホームタウンから、後援会やボランティア、サポーター、自治体・行政、商工会議所・青年会議所、クラブスタッフ、など、
要は、それぞれの地元クラブを、支えたり、応援したり、運営したり、「何らかの形で関わりたいなぁ」と思っていたり、という人々が、
1年に一度、どこかのホームタウンで一堂に会し、あれやこれやと情報交換や意見交換を行いながら、
交流を深めていく場であります(間違ってたら、どなたか補足・訂正をお願いします)。

そんな訳で、今回も全国から200名以上が集まりました。
色々な話が聞けて面白かったですよー。
後援会組織もチームによって様々です。
クラブをスポンサードしている羨ましいところもあれば、財政難で活動に苦労しているところ(我々もそうか?)、
ボランティア組織を運営しているところなど。
参考になる話も沢山ありました(また機会を見て紹介していきますね)。

そして、他のクラブの話を聞いて感じたのは、「やはり、甲府のホームタウンは誇れる!」ということ。
他のクラブも素晴らしいですが、甲府の特色である、運営に深く関わっている大勢のサポーティングスタッフ、
様々な地元団体のサポート(ボランティア)、自治体や地元企業の支援、
そして、クラブの地域への様々な形での交流と、幅広い世代のサポーター、
あらためて、ヴァンフォーレはホームタウンと共にあるんだなぁ、ってしみじみ。

後援会としても、ヴァンフォーレ支援の一つとして、ホームタウン活性化の事業を行っていきたいですね。
(ちょっと、真面目になっちゃいましたが…)

さて、次回のホームタウンサミットの開催地は新潟ですが、
ヴァンフォーレ後援会では、将来的な「全国ホームタウンサミットin甲府」の開催にむけて検討を始めました。
実現に向けて、是非、皆さんのご協力をよろしくお願いします。
開催の際は、絶対に「J1の甲府」として迎えたいですね。

(ホームタウン推進委員会 石川)